中国人殉難者慰霊碑

太平洋戦争の末期、この地にはアルミニウムの原材料の代用品となるミョウバン石の鉱山がありました。この鉱山では数多くの日本人や朝鮮人が働いていましたがそれだけでは足りず、やがて多数の中国人が強制連行され、労働を強いられることになりました。日本に着くまでの道中や、過酷な労働環境下のなかで100人を超える中国人が亡くなり、戦後、無事に帰国できたのは半数以下でした。この慰霊碑は殉難者の霊を慰めるとともに、このような犠牲をもたらした戦争への反省を込めて建てられたものです。

■住所

静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里

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